◆登場人物一覧◆

作品により時期が大きく異なるため、関係の深い人物同士の相対的な年齢差のみ記しました。
外国に嫁いでから(もしくは移ってから)呼び名が変わった場合は()内に表示しました。


ガルィア  大陸の中枢に位置する王国。退廃の気風を漂わせつつも文化水準では群を抜いている。

クロード      第七代国王。若き日は英邁果断で知られたが、妃を亡くして以来公私において消極的。
ジュスティーヌ  クロードの妃。彼との間に七人の子を生すも、三十代で病没する。(アラン十八歳の時)
アラン       クロードとジュスティーヌ夫妻の長子にして王太子。赤みがかった金髪に褐色の瞳。
           万事に理知的で明君の素質を具えてはいるが、尊大さにかけても人後に落ちない。
マテュー      第二王子。アランより二歳年下。褐色混じりの金髪に淡い褐色の瞳。詩文と音楽を愛する道楽者。
ナディーヌ     第一王女。アランより三歳年下。赤みがかった金髪に青緑色の瞳。男前な気性だが男嫌い。
ルネ        第三王子。アランより五歳年下。亜麻色の髪に灰色がかった褐色の瞳。
           幼少時より信仰心篤く、神の愛に近づく道を模索している。
トマ         第四王子。アランより七歳年下。褐色混じりの金髪に灰色の瞳。ひたすら趣味の世界に生きる男。
ロクサーヌ     第二王女。アランより十歳年下。亜麻色の髪に灰色がかった緑色の瞳。
           ロマンチシズムを追求するあまりいろいろと道を踏み外している。
オーギュスト   第五王子(末子)。アランより十二歳年下。栗色の髪に栗色の瞳。
           学問はできるが顔つきも頭もぼんやりしている。
フランソワ     ポワトゥ伯爵家の三男。温室育ちの純情な夢想家。アンヌより四歳年下。
ミュリエル     リュゼ公爵家の長女、のちにマテューの妃となる。彼より二歳年下。赤毛に淡い灰色の瞳。
           大陸屈指の家名を背負いつつ貧窮のなかで育つ。素直な気性だがやや短気。
ニコラ       白獅子騎士団団員にしてオーギュストの護衛。彼より六歳年上、アンヌより三歳年上。
           黒に近い褐色の髪に青みがかった黒い瞳。秀でた容姿と単純明快な中身の落差ゆえに失恋記録を更新中。


スパニヤ  大陸の西南部に位置する王国。敬虔な国民性で知られる。南海貿易で栄えている。

レオノール(エレノール)   第二王女、のちにアランの妃となる。彼と同い年。漆黒の髪に漆黒の瞳。
                温和で世話好きだが時々激しい気性をのぞかせる。
エルネスト          第三王子。レオノールより十歳年下。
クレメンテ          地方出身の下級貴族。都の学府を出てからは宮廷侍従となる。レオノールより三歳年上。地味だが誠実な青年。
マヌエラ(エマニュエル)   第三王女、のちヴァネシア公に嫁ぐ。レオノールより一歳年下だが外見は双子のように似ている。
                母国にいたころから極めて聡明だったが、結婚後の環境により心が徐々に蝕まれてゆく。
セルヒオ           フェルテス伯爵家の庶子。異教徒出身の母を持つ。幼い頃から宮仕えに出され、マヌエラの輿入れ後は随行して護衛を務める。彼女より三歳年下。


ルース  大陸の最北に位置する公国。後進的で素朴な国風を周囲からはしばしば野蛮とみなされる。

マリヤ(マリー)  第一公女。最初サクスン公国の公子ジェラルドに嫁ぎ、死別してから二年後ガルィア王国のオーギュストに嫁ぐ。
            白金色の髪に水色の瞳。オーギュストより一歳年上。
            ひたむきで愛情深いがやや思い込みが激しい。母国での愛称はマルーシャ。
アンナ(アンヌ)  マリヤに幼少時から仕える腹心の侍女。灰色がかった金髪に淡い灰色の瞳。マリヤより二歳年上。
            冷静沈着で淡白な性質だが主人に対しては献身的。母国での愛称はアニュータ。


サクスン  大陸の西部に位置する公国。小国だが文化程度はガルィアに伍するものがある。

ジェラルド     公子のひとり。マリーの最初の夫で彼女より十二歳年上。婚礼から一ヵ月後に落馬事故で死亡する。



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